メメント・モリ -西洋美術の謎と闇- | ページ 6 | ダークサイドの西洋美術にまつわる絵画をご紹介
歴史

砂漠と火山噴火の絵画13点。画家が描き出すは、灼熱に彩られた大自然の猛威

太古より、地球は地殻変動を繰り返して姿形を変化させてきました。大規模な火山噴火により大陸は海中より姿を現し、森林、草原、寒冷、砂漠など様々な地帯を生み出してきました。 地球に人類が出現してからも、火山や砂漠などの自然災害は猛威を振るい、時と...
画家

薄明光線(レンブラント光線)の絵画13点。天空より柱状に降り注ぐ神秘的な光の表現

薄明光線は雲の切れ目から太陽の光が漏れた時、地上へと光線の柱が放射状に降り注いで見える現象です。逆に雲の切れ目から上空に光が注ぐこともあります。 薄明光線は地域によって、光芒、天使の梯子、天使の階段、ゴッドレイ、ヤコブの梯子、レンブラント光...
美術館

カラヴァッジョ展が2019-20年に札幌/名古屋/大阪へ!ユディトやダヴィデが初公開

バロックの巨匠ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610)。彼は波乱万丈な人生で夭逝しながらも、明暗の激しい劇的な作風を生み出し、後世に多大な影響を与えました。 そして今回、「カラヴァッジョ展」が2019~2020年に...
神話・伝承

セメレーの絵画12点。ヘラの陰謀でゼウスの真なる輝く姿を見て、燃え尽きた美女

セメレーはギリシャ神話に登場する、ゼウスに愛されヘラの陰謀で殺された女性です。 テーバイの王カドモスとハルモニアとの間に生まれたセメレーは、ある日ゼウスに見初められ、子を身ごもってしまいます。それに嫉妬した妻ヘラは、セメレーの乳母に身を変え...
聖書

十二使徒 聖アンデレの絵画13点。布教に励み、X字型の十字架に架けられた聖人

聖アンデレは新約聖書に登場し、十二使徒のうちの一人です。 「マルコによる福音書」によると、ガラリヤで兄弟のペトロ、ヨハネとヤコブと共に漁をしていたところ、キリストが現れて教えを説いた途端に、不漁続きだった網に大量の魚がかかりました。彼等が驚...
神話・伝承

ダナエの絵画13点。金色の雨となったゼウスとの間にペルセウスをもうけた王の娘

ダナエはギリシャ神話に登場するアルゴスの王女で、ゼウスとの間に英雄ペルセウスをもうけました。 ある日、アルゴス王アクリシオスは世継ぎについての神託を求めました。結果は「息子は生まれないが、男の孫ができてお前は孫に殺される」という恐ろしいもの...
聖書

ベルシャザルの饗宴の絵画13点。神の言をダニエルに説かれ絶えた新バビロニア王

ベルシャザルはカルデア人の新バビロニア王国の王です。 旧約聖書の「ダニエル書」によると、ある日、ベルシャザルはが1000名もの貴族や後宮の者達と宴を開き、ワインを飲んでいました。突然、人間の手の指が表れ、壁に字を書くという超常現象が起こりま...
挿絵

ペール・ギュントの挿絵12点。野心家が乙女の子守歌に救済されるイプセンの戯曲

ペール・ギュントは1867年にヘンリック・イプセンが手掛けた戯曲です。大ほら吹きで喧嘩っ早く、野心家な性格のペールが旅に出て、乙女と出会い、晩年に死のありようを考えて故郷へと帰る物語です。 ペールは没落した豪農の息子で、母と暮らしていました...
歴史

解剖についての絵画13点。大学や病院で人体を用いて解剖を学ぶ研究者たちの姿

中世の時代、人間は神が創造した存在だから人間が勝手にいじってはならぬ、という思想であったので解剖や手術はほとんど行われませんでした。しかし、ルネサンスが興るにつれ、人体について興味を抱いた者が解剖を行うようになります。かのレオナルド・ダ・ヴ...
画家

光と闇の幻想画家サシャ・シュナイダーの絵画13点。世に逆らい描く肉体美の追究

サシャ・シュナイダー(1870-1927)は、ドイツ出身の画家&彫刻家です。本名ラドルフ・カール・アレクサンダー・シュナイダー。 サンクトペテルブルクで生まれた彼は、父親の死によりドレスデンに移り、19歳の時にドレスデン美術大学の学生になり...
聖書

キリストとサマリアの女の絵画13点。差別を越えて神の教示とメシアを伝えた物語

キリストとサマリアの女は、新約聖書のヨハネの福音書に記されている物語です。 ある日、キリストと弟子達はサマリア地方の町のはずれにあるシカルへと訪れていました。お昼時にキリストが一人で井戸のそばに座っていると、水がめを持ったサマリア人の女性が...
神話・伝承

キュベレーの絵画13点。フリギアやギリシャローマで崇拝された、古き豊穣の地母神

キュベレーはフリギア(トルコ中部)で崇拝され、ギリシャローマにも信仰が広まった豊穣を司る地母神です。その信仰は古く、起源は新石器時代までさかのぼるとされています。 キュベレー崇拝は男性の去勢に深く結びついています。両性とも考えられていたキュ...
神話・伝承

アイネイアスの絵画12点。トロイの将軍の誇りを持ち、ローマ建国の祖となった英雄

アイネイアス(アエネアスとも)はギリシャ神話に登場する、ローマ建国の祖とされるトロイの武将であった英雄です。 アイネイアスはトロイ王家の血筋であるアンキセスと、女神アフロディテ(ヴィーナス)の間に生まれました。彼は5年間ニュムペーに育てられ...
聖書

荒野でキリストに奉仕する天使達の絵画13点。悪魔が去ると致せり尽くせり状態に

新約聖書のマルコの福音書によると、イエス・キリストはヨハネから洗礼を受けたのち、霊の力によって荒野へと送り出されました。そこで40日間断食をしたのち、悪魔(サタン)の誘惑を受けます。キリストは三つの誘惑を見事跳ね除け、悪魔は悔しがりながら退...
神話・伝承

ハルピュイア(ハーピー)の絵画13点。アルゴナウタイ等に登場する鳥と女の怪物

ギリシャ神話に登場するハルピュイアはハーピーとも呼ばれ、アルゴナウタイの航海やアイネイアスの冒険のシーンに現れています。上半身が女性で下半身が鳥の姿とされ、翼で上空を飛んでいます。 地母神ガイアと海神ポントスの子タウマスと、オケアノスの娘エ...
絵画

ソフォニスバの絵画12点。夫マシニッサの境遇により毒盃で果てたカルタゴの美女

ソフォニスバ(紀元前203年頃)は、第二次ポエニ戦争時代に生きた、カルタゴの美女です。 カルタゴの将軍ハスドルバル・ギスコの娘として生まれた彼女は、東ヌミディア王国の王子マシニッサと婚約していましたが、東ヌミディアは共和政ローマとの戦争で大...
中世・ルネサンス

メリュジーヌの絵画13点。フランス伝承で語られる半身が蛇である美女の異類婚姻譚

メリュジーヌはフランスの伝説に登場する、上半身が美女で下半身が蛇の姿をしている人物です。ドラゴンの翼が生えているともされています。 1397年にジャン・ダラスという人が「メリュジーヌ物語」という散文を書き、その数年後にクートレッドという人も...
中世・ルネサンス

中世彩飾写本のクジラ&イルカの絵画13点。作者の想像力でシュールな怪魚と化す

島国である私達にとってはクジラやイルカは比較的身近な存在であり、昔から共生して暮らしてきました。クジラの肉を食べたことがある人もいるのではないでしょうか。 西洋においてもクジラやイルカは付近を回遊しており、決して見られない環境ではありません...
神話・伝承

ミダス王の絵画13点。何でも黄金に変える能力と、ロバの耳を持ってしまった王様

ギリシャ神話に登場するミダスは、何でも黄金に変える能力を得たり、ロバの耳となってしまったりした王です。 フリギア(現トルコ)の都市の王であるミダスは、泥酔していたシレノスを保護して10日間もてなし、シレノスの教え子であるデュオニソスの元へ送...
絵画

天使の楽隊の絵画13点。唯一神を称えて聖歌を歌い奏でる、美麗なる天使達の姿

神と人間の仲介役を務める天使は、預言者や聖人に様々なお告げを伝えています。 聖書には天使が聖歌を歌ったり楽器を奏でる場面は出てきませんが、天使が歌を歌ったり、楽器を弾いたりする絵画は数多く存在します。それはギリシャの女神ニケがリラの音色で人...