2017年1月21(土) ― 4月2日(日)より東京都美術館で「ティツィアーノとヴェネツィア派展」が開催されます!イタリアルネサンスの巨匠ティツィアーノとヴェネツィア派の人たちが大集結し、70点近い絵画と版画が展示されます。ヴェネツィア派は15世紀後半から16世紀のルネサンス時代に、イタリアのヴェネツィア共和国周辺で開花した美術の流派です。ヴェネツィア派の人たちは光と色を官能的に用い、流動的な形と線を使いました。衣服や髪の部分はのびやかな線となっています。今回来日するティツィアーノの作品を紹介していきたいと思います。
「自画像 1567年頃」
ティツィアーノが描いたティツィアーノ。しっかりと絵筆を握りしめています。
「フローラ 1515年頃」
ローマ神話の女神フローラを描いた作品。お肌すべすべです。
「復活のキリスト 1511-1512年頃」
上方を見るポーズは後のティツィアーノの作品にもみられます。
「ダナエ 1544-46年頃」
ギリシア神話より。塔に閉じ込められたダナエを見初めたゼウスが、
金の雨となってやってきた場面。官能的な作品も多いです。
「教皇パウルス三世の肖像 1543年頃」
どっしりと構えた教皇様。衣服の質感が流石というべきですか。
当日券は一般1600円。1月20日までに前売り券を予約すると1300円となります。また、バレンタイン券なるものが販売されていて、公式オンラインで購入するとペアで1600円で入場できてしまいます!二人で一人分の値段なので超お得です。しかしバレンタイン券は2月14日のバレンタインまでしか使えません。今すぐにでも恋人とティツィアーノ展へ行きたい!という方にはお勧めの券です。私は一緒に行ってくれる恋人がいないので、前売り券を買おうと思います(泣)
詳しいことは公式HPに載っていますので、気になる方はぜひ見てみてください。
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