2017年1月20日をもって、ドナルド・トランプ氏は45代アメリカ合衆国大統領となりました。
過激な発言を連発し、女性軽視や数々のスキャンダルを起こしたものの、選挙において僅差でヒラリー・クリントンに勝利。しかし、テレビで報道されている通り、トランプ氏の支持率は40%(オバマ氏就任の時は82%)、大統領の就任式に至っては約10万人(オバマ氏就任の時は約20万人)しか集まりませんでした。しかも、トランプ氏が演説している最中に観客席から野次が飛ぶ始末・・・。歴代で最も人気のない大統領といっても過言ではありません。
そして、ネットではトランプ氏の風刺画やカリカチュアが溢れかえっていました。カリカチュアは人物の性格を際立たせる為に、顔を誇張や歪曲して描く絵の事で、批判する手段の風刺画と少しニュアンスが違います。しかし、両者を混ぜて描いている作品もあります。
面白いものから痛烈な批判を含んだものまで、12点の作品をご覧ください。
様々なものを組み合わせてトランプ氏の顔を作った作品。
作者さんは有名人の顔を物で表しており、テレビにも出ていました。
トランプ氏なのでお金や金目のもの、IT系のものを組み合わせております。
名前がドナルドなので、道化になっちゃいました。古典絵画のようで、
いい味を出していますが、タバコを吸ったガラの悪い道化なんて嫌!
顔が膨張したカリカチュアの似顔絵。
あらゆる欲望が膨張している・・・と言った感じでしょうかね。
こちらも欲望が膨張していき、遂には風船のように吹っ飛んでいっています。
空気が抜けて真面目で控え目になってくれればいいのですが、
そうもいきませんよね。
これ見たとき思わず笑っちゃいました。顔が、いや髪のボリュームが!
髪の中にいるのは・・・目玉親父!?
こんなつぶらな瞳で見つめられても可愛くありません。
金塊で積み木遊びをしているなんて、恐ろしい赤ちゃん(?)です。
ま、まさか!
あの特徴的なトランプ氏の髪の正体は、エゾリスの尻尾だったのか・・・!
おじさんという愛称で親しまれている深海魚の「ブロブフィッシュ」に
似ていると、顔が比較されていました。おじさんは可愛いけど、
トランプ氏は可愛くない!深海魚好きの管理人にとっては、遺憾です。
こんな映画ありそうです。トランプ氏の頭がびっくり箱状態に。
MADという赤文字が全てを物語っているようです。
唾を飛び散らかして、指鉄砲を撃ちまくるトランプ氏。
口も手も立派な武器ですが、唾の攻撃力が半端なさそうです。
ストレートに描きすぎた辛辣な風刺画。
吐き出される言葉はトイレの物体同然だ!という感じですね。
おむつから恐ろしい匂いが立ち上り、蠅がたかっている・・・。
背景の色がとにかく嫌な感じで、こちらを指さすトランプ氏も相まって
凄まじいカリカチュアが完成しています。
私自身、ヒラリー・クリントン氏が大統領になると思っていたので、トランプ氏が当選したというニュースに度肝を抜かれました。あっという間に1月が過ぎ、オバマ大統領ではなく、トランプ大統領になってしまいました。この先のアメリカ、いや日本も含めて世界の動向がとても心配です。平和が一番なのになぁ。
トランプ大統領の風刺画は沢山あると思っていましたが、想像以上にありました。行動をいじったり、顔をいじったり、自由の女神を入れたりと、様々なヴァリエーションがあります。出典元から沢山見ることができますが、過激なものもあるので注意です!
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