聖書 | ページ 5 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

聖書

聖書

「我に触れるな」の絵画16点。復活したキリストがマグダラのマリアへ告げた言葉

「我に触れるな(ノリ・メ・タンゲレ)」はキリストが復活した後、最初に出会ったマグダラのマリアに向かって放った言葉です。 ヨハネの福音書によれば、キリストが埋葬された墓地へマグダラのマリアと女たちが行くと、墓が暴かれているのを目の当たりにしま...
聖書

反キリスト(アンチキリスト)の絵画14点。終末に現れる、獣の数字を持つ邪なる存在

反キリストは邪悪なる偽の救世主のことを指します。 キリストが善なら彼は悪。真実に反し、悪魔の具現化した存在だとされています。反キリストを象徴している獣の数字666は有名ですね。ヨハネの黙示録において、反キリストと悪の王たちは嘘の説教で人々を...
聖書

のこぎりで切られて殉教したイザヤの絵画12点。真っ二つになってしまった預言者

「イザヤ書」の著者であるイザヤは、紀元前8世紀頃に生きた預言者です。 彼はイスラエル王国に対する神の裁きと救済、メシアの到来などを預言し、信仰や罪の悔い改めを説きました。イザヤの死について確かなことは分かりませんが、初期キリスト教時代に執筆...
聖書

旧約聖書の預言者イザヤの絵画12点。イザヤ書を手掛け、神の裁きを伝えた者

イザヤは紀元前8世紀頃の預言者で、旧約聖書の「イザヤ書」の著者です。 名前はヘブライ語で「ヤハウェの救済」を意味します。ユダ王国後期に生きた彼は、王国の不実性を批判し、神の激しい天罰と後の復興を預言しました。イザヤは神の裁きと救済を強調し、...
新約聖書

十二使徒のゼベダイの子ヤコブ(大ヤコブ)の絵画12点。雷の子と呼ばれた激しき聖人

ヤコブはキリストが選んだ十二使徒の中の一人で、使徒ヨハネの兄です。ヤコブが何人もいる為、ゼベダイのヤコブ、大ヤコブと呼ばれています。以下、大ヤコブと記述させていただきます。 彼は父親とヨハネと共に漁船で網の手入れをしていたところ、キリストに...
聖書

旧約聖書のヨブ記の絵画13点。神と悪魔の賭けにより理不尽な仕打ちを受けた善人

旧約聖書の「ヨブ記」は、善人ヨブが理不尽な苦難を負わせられる物語です。 ヨブは正しい人でした。10名の子供がおり、彼は人生に満足を感じていました。一方、天界では神とサタンと御使い達が集まっていました。サタンは「ヨブの信仰心はまやかしで、偽善...
聖書

世界の救世主という主題のキリストの肖像画14選。ダ・ヴィンチも描いた宗教モチーフ

「Salvator Mundi (サルヴァトール・ムンディ)」は世界の救世主という意味のラテン語で、右手は祝福の印、左手は世界を象徴する球体を持ったキリストを描いた宗教的な主題を指します。このテーマは特に北方ルネサンスの者達に人気があり、ル...
生と死

西洋キリスト教の地獄の絵画12選。悪魔は罪人を捕らえ、永遠に責め苦を与える

キリスト教における地獄は、生前罪を犯した者へ罰を与える場所です。 英語の「ヘル」は北欧神話の冥界を総べる女神ヘルから由来していますが、地獄は神話における冥界とは異なり、悪魔が罪人を酷く拷問し、責め苦を与えています。地獄へ落ちた者は天界へは決...
聖書

キリスト教の聖ロクスの絵画12点。ペスト(黒死病)から身を守ってくれる守護聖人

聖ロクスは1295年 - 1327年に生きたカトリック教会の聖人です。 ペストから守護してくれると考えられていた為、人気のあった聖人でした。ロクスはフランスの総督として生まれましたが、20歳の時に全財産を寄付してローマ巡礼の旅に出ました。ロ...
挿絵

悪魔の召喚の作品12点。反逆者サタンは部下を呼び、黒魔術師は悪魔を呼び出す

神々に謀反した堕天使(悪魔)の記述は、旧約聖書と新約聖書、エノク書やヨハネの黙示録などに見られます。 ジョン・ミルトンの「失楽園」は、サタンが神と天使の力によって地獄へ落されたところから始まります。サタンは共に神に謀反した仲間たちを呼び寄せ...
聖書

石を投げられ殉教した聖人、聖ステファノの絵画14選。石のある場所に個性が表る

聖ステファノは新約聖書に登場する聖人です。キリスト教徒で最初に殉教した者と考えられています。 キリストが昇天して数年が経った頃、ギリシャ語を話すユダヤ人とヘブライ語を話すユダヤ人の間でいさかいが起きました。ギリシャ語を話す者は、教会からの配...
聖書

どうしてこうなったキリストの絵画12点。救世主よ、顔が溶けておられます 【第二弾】

キリスト教の始祖イエス・キリストは過去から今まで、数多くの画家に描かれてきました。ピエタや悲しみの人、磔刑など新約聖書のすべての物語は絵画で表現されてきました。長い期間の間に「茶の肩までの長髪で、髭を生やした痩せた男性」というキリスト像は形...
聖書

キリスト「悲しみの人」の絵画14選。罪を背負って苦しみ血を流した救世主の肖像画

「悲しみの人(Man of Sorrows)」はキリストを表現する作品の中において、苦しみ悲しんでいるキリストの肖像的な宗教画のことを指します。基本、胸の傷と手の釘の傷を見せた姿で描かれ、時には茨冠を被ったり、十字架や棺桶、拷問具などがあっ...
聖書

十字架を背負うキリストの絵画14点。重さに苦しむ救世主と凶悪な態度を示す民衆

新約聖書の終盤において、イエス・キリストはユダヤ教の者とローマ人に捕まり、裁判の後に死刑を宣告されます。そして、自らが磔となる重い十字架を背負い、丘を登ることになるのです。 丘はゴルゴダの丘と呼ばれ、「しゃらこうべの地」という意味があります...
中世・ルネサンス

エクソシスト(悪魔祓い)の絵画11選。映画にもなった、悪魔に憑かれた人を助ける者

エクソシストはカトリック派のキリスト教の用語で、高位な存在の力を借り、悪霊や悪魔を人体から追い出す者のことを指します。 「悪魔祓い」という行為やそれを行う者は古代より世界中で行われてきましたが、250年頃のローマ時代におけるキリスト教の初期...
聖書

旧約聖書の「トビト記」の絵画14点。息子トビアはラファエルと旅し、家族円満となる

トビト記は旧約聖書、またはヘブライ聖書の物語です。 ある日、トビトは危険を顧みずユダヤ人の遺体を埋葬しました。アッシリアの捕虜にされていた彼等は、底辺の地位にいたのでした。お尋ね者になったトビトでしたが、甥の力添えで事なきを得ました。無事に...
聖書

受胎告知の絵画15選。処女マリアは天使ガブリエルに告げられる。神の子を宿したと

受胎告知は新約聖書の物語の一つで、マリアがイエス・キリストを懐妊したことを天使に告げられる話です。 ある日、処女マリアの元に天使ガブリエルが降りてきます。天使は「おめでとうございます。貴女は神の子を身籠りました」と告げると、彼女はひどく驚い...
歴史

ソロモンの審判の絵画13点。子供を取り合う母親事件を解決する、イスラエルの賢王

ソロモンは旧約聖書の「列王記」に登場する古代イスラエル王国の王です。 彼はかなりの知恵者として知られており、このような話が残されています。ある日、ソロモンの元に二人の女性が現れます。彼女たちは一緒の家に住んでおり、ほぼ同時に子供を産みました...
聖書

東方三博士の礼拝の絵画15点。イエス・キリストの生誕を、東方の賢者達が祝福する

東方三博士(三賢者)の礼拝は、新約聖書の物語の一つです。 ある日、エルサレムに東方からやって来た占星術の博士だという旅人たちが来ました。彼等は都に着くと、人々にこう訊ねました。「ユダヤの王は何処ですか? 我々はその方の誕生を星で見たのです」...
聖書

【画像13点】斬首された自らの首を持って歩く聖ドニ(デニス)と、三名の首の聖人たち

聖ドニはサン・ドニ、聖デニスとも呼ばれているカトリック教の聖人です。 フランスのパリの司教で、250年頃に殉教したと伝えられています。聖ドニはセーヌ川のシテ島で暮らしており、仲間である聖ルスティクスと、聖エレウテルスと共にキリスト教の布教に...