絵画 | ページ 4 | メメント・モリ -西洋美術の謎と闇-

絵画

絵画

ジャンヌ・ダルクの絵画15選。オルレアンの乙女から一転、国の謀略により火刑となる

ジャンヌ・ダルクは「オルレアンの乙女」とも呼ばれ、15世紀のフランスに生きた実在の女性です。 12歳の時に「フランスの皇太子を即位させよ」という神の啓示を受け、自ら戦争に出向いて兵士たちを指揮し、イングランドとの戦争で負け続きだったフランス...
絵画

ヒエロニムス・ボスの工房、または追随者の作品15点。怪物やモンスターが大流行!

北方ルネサンス時代のネーデルラント(オランダ)出身の画家、ヒエロニムス・ボス(ボッシュ)は奇妙な怪物画を描いたことで有名です。→ ヒエロニムス・ボスの絵画を見たい方はこちら ボスは代々画家の家系で、父親、祖父も画家であったようです。当時、画...
絵画

エイプリルフールの起源「万愚節」の絵画11選。秩序は逆さまになり、道化が王となる

皆様知っての通り、4月1日はエイプリルフールです。この日は誰もが悪意のない嘘ならついてもいい日とされ、皆が騙し合って楽しみます。その起源は古代ローマまでさかのぼることができますが、、「万愚節 (All fools day)」と呼ばれる盛大な...
絵画

イギリスの伝説的英雄 ロビン・フッドの絵画12点。弓の名手であり、義賊集団の首領

ロビン・フッドは中世イングランド(イギリス)の伝説的な人物です。 彼の物語は長きに渡って吟遊詩人たちによって語り継がれてきましたが、実在する人物かどうかは怪しいです。何名かの勇敢な者の伝記が合わさり、架空のロビン・フッドという人物に脚色が加...
絵画

「生首」の絵画12選。サロメにユディトにダヴィデ、聖人など悲惨な話の場面をご紹介

人体から切り離された首を「生首」と私たちは呼んでいます。 首は古代では勝利の象徴となっており、戦場で将軍を討ち取ったかが分かるように、首を斬り落として自国へ持ち帰った事が由来となります。絵画における生首の登場は、「旧約聖書」「(ギリシア)神...
絵画

ピエタ (慈悲の聖母) の絵画12選。息子キリストを失い、悲嘆に暮れるマリアの作品

ピエタは聖母子像の中で、十字架から降ろされたキリストの遺体を抱くマリアの姿を表した作品のことを指します。哀れみ、慈悲という意味を持ち、ぐったりとした息子を母が抱きかかえており、悲しみや慈悲の表情を浮かべています。絵画、彫刻において人気のある...
絵画

聖書よりヤコブと天使の決闘の絵画11選。肉弾戦の激しい格闘の末、勝利を収める

ヤコブは旧約聖書に登場し、イスラエル民族の始祖となる人物です。 カナンへ向かっていたヤコブ一行は、夜にヤボク川に差し掛かりました。ヤコブは家族たちを先に渡らせ、一人その場で野宿することにします。すると、いきなり闇の中から何者かが襲い掛かって...
絵画

死と乙女の絵画10選。生と死は美と醜の対ともなり、美女でもいずれは朽ち果てる

メメント・モリ(死を想え) の一形態の中で、「死と乙女」というテーマがあります。 死と乙女は骸骨と美女を共に描いた作品のことを指し、中世から現代までの長い間表現されてきました。骸骨は死、美女は生を象徴し、どんなに綺麗な者でも死は逃れられない...
絵画

底辺の地位で生きる物乞い。厳しい西洋の身分社会を生き抜く乞食の絵画 11選

西洋の中世時代は厳格な身分制社会でした。 裕福層と貧民層が明確に分けられ、貧民の者が富を手に入れることはごくまれで、基本は産まれた地位のままで生を終えました。そして、身分社会の底辺で生き抜く人々が「物乞い(乞食)」です。物乞いとして生きる人...
絵画

絵画11点!フィンランド神話「カレワラ」は、爺さんと鍛冶屋と美形が旅する壮大物語

「カレワラ」はフィンランドで伝えられている民族叙事詩です。 フィンランドには独特の伝説や伝承があったものの、内容は地域によってまちまちで一貫性がありませんでした。そこで、エリアス・リョンロットという医師は物語を集め、それを組み合わせて一つに...
絵画

残酷な拷問方法。魔女狩りの被害者はむごい拷問にかけられ、自白を強要される

魔女狩りでは残虐すぎる拷問が行われていました。 15~17世紀にかけて魔女狩りは激化していき、悪魔と結託したという容疑で逮捕された犠牲者は、いくら身の潔白を主張しても無駄に終わります。必ず有罪になる裁判が行われ、拷問部屋へ連れていかれました...
絵画

魔女狩りの狂気。裁判で火刑と判決され、火あぶりにされる被害者の絵画 12点

魔女狩りは15~18世紀にかけて流行した、宗教差別を含んだ大規模な迫害です。 魔術や呪術を使ったとして裁かれた者は前々から存在していましたが、15世紀の半ば頃に「魔女」という概念が「悪魔と結託した異端者」という、よりキリスト教的な狭義のもの...
絵画

魔女の集会「サバト」の絵画11選。真夜中に行われる悪魔と怪物、魔術師の饗宴

サバトは西洋で信じられていた、魔女や魔術師たちによる悪魔信仰の集会のことです。 集会は土曜日の真夜中に行われるとされ、黒魔術を学んだ男女や悪魔や怪物が集まり、神を冒瀆する行為や乱痴気騒ぎをしていたとされています。サバトは古代から行われていた...
絵画

剣闘士(グラディエーター)の絵画11点。敗北は死であり、ローマ帝国の光と影の象徴

剣闘士は古代ローマ帝国において、闘技場で見世物として戦わされた戦士です。 グラディエーターとも呼ばれ、その生き様や勇士は映画で知っている方も多いと思います。グラディウスと呼ばれる小型の剣を用いる剣闘士がみられたことから、その名が付いたそうで...
絵画

オランダで流行した愚者の石の切除の絵画11選。ヒエロニムス・ボスだけじゃない!

「愚者の石の切除」は16-17世紀頃のネーデルラント地方(オランダ辺り)で伝えられた主題です。 ネーデルラントの伝承では人間の頭の中に石があり、それが大きくなると頭がおかしくなって阿呆や狂人になると言われていました。狂人を治す為には医者に切...
絵画

モノクロ画「グリザイユ」の絵画 12選。立体的で硬質的な美しさがあり、まるで彫刻

グリザイユはモノクロやセピアで描かれた、単色の絵画のことを指します。 絵画を描く際は白黒で明暗を白黒で表現してからカラーを乗せていきますが、グリザイユはモノクロ段階で止めた作品となります。グリザイユは主に、祭壇画の扉絵(閉じられた部分)や、...
絵画

上機嫌な死神の絵画 12選。死神は満面の笑みで語る―死は避けられない定めだと

死の象徴である死神は、西洋において大量に描かれたり作られたりしたモチーフです。 中世ルネサンス、バロック時代は戦争や疫病、魔女狩りなど、常に死を隣に感じているような時代でした。死に関する主題は、メメント・モリ(死を想え)、死の舞踏、死の勝利...
絵画

おいで子供たち。町の子を連れて消えてゆく、ハーメルンの笛吹き男の絵画10点

ハーメルンの笛吹き男は、1284年にドイツの町で起こったとされる出来事が伝承になったものです。 昔々、ハーメルンという町でネズミが大増殖をし、人々は酷く困っていました。そこへ、カラフルな衣装を着て笛を持った男が現れ「報酬をいただけるのなら、...
絵画

有名絵画275作品!? 東京で2017年3月まで開催の展覧会「富士美の西洋絵画」展

2017年1月5日(木)~3月20日(月)まで、東京富士美術館で「とことん見せます!富士美の西洋絵画」展が開催されております。当美術館が33年かけて収集した、イタリアのルネサンス絵画、フランドル絵画、フランスのロココ、新古典主義、ロマン派、...
絵画

2017年2月開催の「バロックの巨匠たち」展。ブリューゲルとレンブラントと…!

2017年2月8日(水)~3月28日(火)の間、兵庫県の姫路市立美術館で「バロックの巨匠たち-ブリューゲル、レンブラント、ルーベンス」が開催されます! ルネサンスの後に花を咲かせたバロック芸術は、様々な巨匠を生み出しました。今回の展覧会はレ...